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CFDの「オーバーナイト金利」と投資スタイル

CFDは、FXと同じように買いからも売りからも取引ができます。現在のような不況下にあっては、下げ相場でも収益チャンスがあるというのは、投資上大きなメリットだとも言えるでしょう。
しかもCFDの場合は売りポジションを持ち越すと金利を受け取ることができます。したがってCFDでもFXのようなスワップポイントで収益を積み上げていくことは理論上可能ということです。
しかし、CFDトレードでは長期間ポジションを保持し続けて、金利差で稼ぐというパターンはほとんど見られません。
これは、ポジションを持ち越して金利を受け取れるのは売りポジションの時だけで、買いポジションを持ち越した場合は、逆に金利を負担しなければいけないというCFDの「オーバーナイト金利」の仕組にも依るところが大きいのですが、CFDの場合は投資対象の値動きが、ドル/円などと比較してかなり大きいと言うことがあります。

また、ストップロスを出しておけば、スリッページなどがあるにせよ、ある程度イメージ通りに納まってくれますが、CFDで個別株などを取引している場合は、外貨と違って株式市場は1日の中でかならず一回はクローズしますので、もし次の取引市場オープンまでに相場を大きく動かす要因が動いた場合は、指定していた逆指値より大きくかけ離れた金額で寄付を迎える場合もあるということです。
こういうリスクがあるため、ポジションを持ち越してオーバーナイト金利で儲けるという発想がしにくいわけですね。
CFD発祥の地イギリスでCFDの売買動向のデータを取ったところ、ひとつのポジションを建てている期間は平均日3日間で、デイトレ専門にトレードを行っている割合も全体の25%になっていたようですが、こうした数字を見てもCFDは長期投資に馴染まないジャンルの投資だと言うことが見えてきます。
金利差益はおまけ程度に考えて短期投資に徹するというのが、CFDに臨む際の基本姿勢だと言えそうです。